チャクラが乱れるとどうなる?整えるとどう変わる?

なんとなく気分が落ち込んでいる。体は疲れていないはずなのに、どこかだるい。人間関係がうまくいかない時期が続いている。ネガティブな気持ちがなかなか消えない——。
そういう「なんとなく調子が悪い」感覚が続くとき、チャクラが関係しているかもしれない、
という考え方があります。

「チャクラ」という言葉を聞いたことはありますか?

聞いたことがない、よくわからない、という方もいると思います。それで全然大丈夫です。
私たちの体やエネルギーを「違う角度から見るための視点」のひとつとして、難しく考えなくていいので、まずちょっとだけ話を聞いてみてください。

新しいことばとその意味を知ることで、自分の状態がすこし見えやすくなるかもしれません。
この記事では、チャクラが乱れたときに起きやすいこと、整うとどんな変化があるのかを、やさしく紹介します。


目次

チャクラって、そもそも何?

チャクラはサンスクリット語で「車輪」や「円盤」を意味します。オーラと肉体を貫くエネルギーの渦で、時計回りに回転しながらエネルギーを吸い込み、私たちの体を活性化しています。

チャクラはとても敏感で、周りのエネルギーに影響されやすい性質があります。
それぞれが違う速さで回転しているため、異なる波長の光を発し、それぞれ違う色に見えると言われています。

主なチャクラは7つですが、そのほかにも21個のチャクラがあり、さらに小さなものもたくさん存在するとされています。7つのチャクラは体の中心軸に沿って並んでいて、それぞれに固有の場所・色・テーマがあります。

ヨガやアーユルヴェーダなど、インドの伝統的な思想の中で古くから語られてきた概念で、エネルギーが滞りなく流れているとき、心身のバランスが保たれやすい状態になるとされています。

チャクラ場所カラーテーマ・意味
第1(ルートチャクラ)尾骨と骨盤の間肉体感覚・大地とのつながり・土台・「ここにいていい」という根っこの安心感
第2(サクラルチャクラ)へその下の中央線上オレンジ生殖機能・性の喜びを受け取り与えること・感情と創造性
第3(ソーラープレクサスチャクラ)みぞおち意志の中心。自信・自己表現・「自分はこれでいい」という内側の力
第4(ハートチャクラ)胸の中心感情の中核。愛・ゆるし・つながり。自分にも他者にも、やさしさを向けられる場所
第5(スロートチャクラ)表現・誠実さ・コミュニケーション。自分の声を持ち伝える力、人の話に耳を傾ける力
第6(ブラウチャクラ)眉間藍色直感・洞察・内側の声。見えないものを感じ取る力。知性と理解。
第7(クラウンチャクラ)頭頂霊的なエネルギーを取り込む場所。宇宙とのつながり・意識の広がり。受け取ったエネルギーを自分のため、そして人を癒すために使う

乱れるとどうなる?感情・体・行動に出るサイン

チャクラのエネルギーが滞ったり、過剰になったりすると、心や体にサインが現れやすくなると言われています。
「乱れているチャクラはどこか」をチェックするには、自分の今の状態を各チャクラのテーマと照らし合わせてみるのがひとつの方法です。

第1チャクラ(ルート)が乱れているとき

感情・心のサイン: 地に足がついていない感じ、不安感が強い、将来のことが怖い、何をしていても落ち着けない、現実的な問題から目を背けたくなる。

体・行動のサイン: 疲れやすい、足腰が重い、頭で考えてばかりいる、ため込み癖がある、物事を先延ばしにしがち。

生存するということ、基本的に生きていくために必要な、飲食・睡眠に関係しています。根っこにあるのは「安全でいられるか」という感覚。肉体的エネルギーが欠乏していると感じるとき、まずルートチャクラに意識を向けてみてください。

第2チャクラ(サクラル)が乱れているとき

感情・心のサイン: 自信の喪失、常に身構えた状態でリラックスできない、喜びを感じにくい、なんとなく無気力。

体・行動のサイン: 腰まわりの重さ、筋肉の凝り、むくみ、月経に関連した問題、依存的になりやすい。

感情と創造性のチャクラです。すべての創造の衝動はこのチャクラからきています。このチャクラのエネルギーが不安定だと、性に関する問題が起きたり、創造性が失われたりします。

第3チャクラ(ソーラープレクサス)が乱れているとき

感情・心のサイン: 自信が持てない、他人の目が気になりすぎる、怒りをうまく出せない(または爆発させてしまう)、決断が苦手。

体・行動のサイン: お腹の調子が悪い、胃のあたりに緊張を感じやすい。

このチャクラは意志の中心です。自分を信じる力、「私はこれでいい」という感覚に関係しています。ストレスをたくさん受けるとこのチャクラのバランスが崩れてしまいます。

第4チャクラ(ハート)が乱れているとき

感情・心のサイン: 人を信頼できない、愛されている感じがしない、ゆるせない気持ちが続いている、孤独を感じやすい。

体・行動のサイン: 胸のあたりが詰まる感覚、呼吸が浅い、人との関係で消耗しやすい。

物理的に生きることと、心やスピリチュアルなものをつなげるチャクラです。また、愛と受容のチャクラでもあります。自分にも他人にも、やさしくできないと感じているときは、このあたりを意識してみると何かが変わるかもしれません。

第5チャクラ(スロート)が乱れているとき

感情・心のサイン: 思っていることを口にできない、自分の意見に自信がない、「伝わらない」という孤独感がある。

体・行動のサイン: 喉の不調が続く、声が出にくい、必要以上にしゃべりすぎてしまうことがある。

表現するということにかかわっているチャクラです。意思疎通が思うようにいかない、自分の創造性を表現する機会が得られない、自分自身にとっての真実を生きていないと感じる人は、このチャクラのバランスが崩れているかもしれません。

第6チャクラ(ブラウ)が乱れているとき

感情・心のサイン: 直感が信じられない、考えすぎてしまう、なんとなく「見えなくなった」感覚、目の前のことに集中できない。

体・行動のサイン: ぼんやりする、頭が重い、眠りが浅い、夢を見ても覚えていない。

内側の声や洞察力に関係しています。自分の人生における試練や学びから目を背けている時は、このチャクラのエネルギーが乱れています。

第7チャクラ(クラウン)が乱れているとき

感情・心のサイン: 生きることの意味がわからなくなる、何かとつながっている感覚がない、孤立感が強い。

体・行動のサイン: 慢性的な疲れ、思考がまとまらない、唯物的になりすぎてしんどくなる。

すべてのチャクラのまとめ役のような存在です。スピリチュアルな可能性を広げることに消極的な人は、このチャクラが閉じているかもしれません。また、人生の物質的な面に執着しすぎている時は、このチャクラのエネルギーが不足していると言えます。


チャクラが乱れることの意味

チャクラのブロック(詰まり・乱れ)は、実はあなた自身がデザインしたものです。

かつて処理しきれなかった感情や体験から自分を守るために、無意識のうちに作り出したもの。
それがチャクラのブロックの正体です。当時のあなたには、それが必要だった。だからこそ、そこに存在しています。

けれども時間が経つうちに、そのブロックは今のあなたにはそぐわなくなっていきます。
かつては守ってくれたものが、今はエネルギーの流れを阻み、本来の波長を妨げるようになっていく。

ブロックを取り除くことは、大掃除に似ています。

長い間しまい込んできたものを全部取り出して、ひとつひとつ眺めてみる。
もう必要のないものは、手放す。
それだけのことです。怖くも、難しくもない。ただ、少し時間と、自分への正直さが必要なだけです。

チャクラが乱れているとき、それはあなたの内側が「そろそろ見てほしい」と伝えているサインかもしれません。


整えるとどう変わる?変化のイメージ

「整える」と聞くと、何か劇的な変化を期待してしまいそうですが、実際はもっとゆっくりとした、静かな変化のことが多いと思います。

たとえば、ルートチャクラが落ち着いてくると、「なんとなく不安」という感覚が薄れて、今日一日の小さなことに安心できるようになってくる。ソーラープレクサスが整ってくると、人の目が気になっていた分だけ、自分の気持ちを信じられる瞬間が増えてくる。ハートチャクラに意識を向けていると、誰かにやさしくできる余裕が、少しずつ戻ってくる。

どれも、ある日突然「変わった」と気づくような変化ではないかもしれません。でも、ふとした瞬間に「あ、最近少しラクになったな」と感じる。そういう変化です。

「整った状態」とは、完璧になることでも、何も乱れなくなることでもありません。自分の内側に気づきやすくなる、感情に振り回されにくくなる、そういう感覚に近いものだと思います。

すべてのチャクラがいつも完全に整っている人はいません。「ここが今、ゆらいでいるな」と気づけること自体が、整えていくための最初の一歩です。


まずできることから。チャクラを整えるヒント

特別なものは必要ありません。日常の中で試しやすいことをいくつか紹介します。

意識を向けるだけでいい

チャクラは、意識を向けることでも変化するとされています。気になる場所に手を当てて、ゆっくり呼吸するだけでも、何かが変わることがあります。「ここが今、ちょっと詰まっているかも」と思ったら、そこに意識をそっと向けてみてください。

イメージする助けになるのが、エネルギーの流れを思い描くことです。
サクラル・ソーラープレクサス・ハート・スロート・ブラウの5つのチャクラは、体の前面と背面の両方に開いています。前から後ろへ、後ろから前へ——振り子が静かに揺れるように、エネルギーが流れているところを想像してみてください。

クラウンチャクラは頭頂から天へ、ルートチャクラは尾骨から大地へ。上と下にエネルギーが出入りしているイメージです。特別な道具も、正解も必要ありません。ただそこに意識を向けて、流れを感じようとするだけで十分です。

呼吸を整える

チャクラを整えるうえで、呼吸は最もシンプルで手軽なアプローチのひとつです。
目を閉じて、まず呼吸だけに意識を向けてみてください。

6つ数えながら、ゆっくりと息を吸います。このとき、平安と静けさが体の中に満ちていくのをイメージしながら。次に6つ数えながら、ゆっくりと息を吐きます。体の中にたまった緊張や不安、いらないものを、一緒に外へ出すイメージで。吐ききったら、2つ数えて息を止める。

もう一度、6つ数えながら吸って——今度は平安が全身に広がっていく感覚を感じながら。そして6つかけてゆっくり吐き、全身が少し軽くなるのを感じてみてください。

これだけです。何回かくり返すうちに、体の内側がすこし変わってくるかもしれません。

自然の中に出る

大地とのつながりを意識する第1チャクラ(ルート)を整えるのに、自然の中を歩くことが効果的と言われています。地面にしっかりと足をつけて、地球のエネルギーが足の裏から体の中へ入ってくるのをイメージしてみてください。
力強く、たくましいエネルギーが全身に満ちていく感覚を感じながら歩くだけで、何かが変わってくるかもしれません。

日記やメモで気持ちを外に出す

書くことは、エネルギーの整理になります。チャクラによって、書くテーマを変えてみるのも効果的です。

ルートチャクラなら、今一番やりたいことを5つ書き出して、実際にスケジュールに落とし込む。
ソーラープレクサスチャクラなら、ずっと言えなかったことを両親への手紙として吐き出す——誰かに見せるものではなく、過去を手放すために。
ハートチャクラなら、自分への手紙を書いて、何日かおいてから愛情ある視点で返事を書く。


今日からできることをひとつだけ試してみてください。呼吸でも、散歩でも、書くことでも。小さな一歩が、エネルギーを動かす始まりになります。

精油を使ったチャクラの整え方については、次の記事でくわしく紹介します。それぞれのチャクラに合う香りがあるので、アロマに興味のある方はぜひそちらも読んでみてください。

→ [精油とチャクラ——アロマで整える7つのエネルギー(リンク準備中)]


まとめにかえて

チャクラの乱れは、あなたへのメッセージです。
どこかが詰まっているとしたら、それはずっと前から静かにそこにあって、今ようやく「気づいてほしい」と声をあげているのかもしれません。

全部を一度に整えようとしなくていいです。
今日読んでいて、少し気になったチャクラがひとつあれば、そこに意識をそっと向けてみるだけで十分です。

小さな気づきが、静かな変化の始まりになります。

今日の自分は、どのチャクラが気になりましたか?

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