誰かを許せない。

そんな時どうしていますか。

ヒカリです。

今日は「怒り」について書いていきましょう。

怒りが湧いた時にどうするか

生きていく中で怒ったことのない人などいないでしょう。

すさまじい怒りもあれば、少しムッとするくらいの怒りもあります。

誰もが感じたことのある感情です。

それでは、心に怒りが起こった時、あなたはどうしているでしょうか。

 

  • 怒りに身を任せ、怒りを持続させる
  • 自分の心に蓋をして怒りを抑える
  • 気にせず流す

 

自分を振り返ってみましょう。

怒りの扱いはどのようにしていましたか?

さきほどあげた3つ。

「怒り」の対処として、どれが正解だと思いますか?

答えは

【どれも正しくどれも間違っている】

です。

ひとつずつ考えていきましょう。

 

怒りに身を任せ持続させる

怒りをあらわし発散することは確かに必要なことです。

ため込まずに怒りを表すことで、怒りによるストレスを和らげることができますし、

怒りを表すことで怒りの原因を取り除く一歩になるでしょう。

怒りをため続ける事で、体に不調をきたすことだってあります。

ですから、怒りを表すことは必要な時があります。

しかし、それには怒りの表し方が大切です。

周囲の人を傷つけてはいませんか?

周りに迷惑をかけてはいませんか?

怒りで我を忘れている時には、周りに気を使うことは無理かもしれません。

でも、怒った後に冷静な自分を取り戻して周りもみましょう。

怒りを長く続けるのはおすすめできません。

なぜなら、怒りの原点を見失ってしまうから。

何に対して怒っていたのか

どうして怒っていたのか

長く怒り続けるほど見失ってしまいます。

怒りが新たな怒りをよび

発端となったことから大きくずれていってしまう。

必要のない怒りになり、ただ周囲が疲れるだけになってしまいます。

 

自分の心に蓋をする

自分の心に蓋をして、怒りの気持ちを抑えこみ我慢する。

それが必要なこともあります。

状況によって怒れないことだってあるでしょう。

人間関係を考えて、いったん怒りを隠すことだってあると思います。

しかし、蓋をし続けることで、自分の心が疲れ、捻じ曲がり壊れてしまうことだってあります。

蓋の仕方を考えてみましょう。

少し隙間を開けて、息ができるようにしてあげるのです。

時々蓋を開け、中のものを取り出してあげましょう。

取り出して、発散させてあげるのです。

怒りを外に出さずにぴったりと蓋を閉めてしまうのは、おすすめできません。

怒りの感情はあるのに、それを認めずため込んでいったら、、、

それは、いつか自分を壊すことになってしまうからです。

 

気にせず流す

気にせず流し去ることも時に必要です。

我慢をするのとは違います。

我慢は心に怒りを残しますが、流すは怒りを残しません。

しかし、ただ流し去ってはいけません。

そこにある感情、何を感じ、なぜそう思ったのか。

それは自分でしっかりと把握しましょう。

流したとしても、怒りの感情がなかったわけではないのです。

何に対して怒ったのか。何のせいで心が乱れたのか。

わからないままだと、また同じことの繰り返しがおこることだってあるでしょう。

心の中を整理して、自分の心をみつめましょう。

そうしてから流せば、思いの外気にならなくなります。

 

怒りのパワーにはすさまじいものがあります。

どこからそんなエネルギーが、と思うことさえあるでしょう。

怒りは自分を興奮させ、時に活力となります。

怒りの力をうまく使えるならば、決して悪いものではないのです。

ただ、怒りを持続させることは、自分を疲れさせます。

怒りに気持ちを向けるあまり、目の前の大切なことを見逃したり、

日常に気持ちを向けることができなかったり、弊害がでることもあるでしょう。

決して怒り続けてはいけません。

時がきたら心を落ち着け、許すために心を変えていきましょう。

時間がかかったとしても心の変化を受け入れ、心を整理し、コントロールしていくのです。

自分の気持ちをじっくりと見つめられれば必ずできるでしょう。

今、自分の中の怒りに翻弄されている人は

まずは何に怒っていたのか、考えてみてはどうでしょう。

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